Exhibition

浅野友理子展「脈脈」 Yuriko ASANO “Myaku Myaku”

東北地方を主なフィールドとして、家の庭や通勤路、旅の途中で出会う植物と人々の営み、エピソードを記録するように描いてきた浅野友理子による4年ぶりの東京での個展です。近年、福島県猪苗代町や宮城県多賀城市で壁画の公開制作や寺の襖絵など大作絵画を手がける機会が多かった浅野が、「彫る」という手仕事の時間を慈しみ、彼女独自の美しい彩色で完成させた50点の版画(うち42点が新作)が並ぶ展示シーンは圧巻です。

一方、画家の登竜門とされる「VOCA展2020」で大原美術館賞を受賞し注目を集めた「くちあけ」に観られるような自由で大胆な構図の絵画作品も大きな見どころです。今回の個展のメインビジュアルとなった「庭の脈」をはじめ、8点が描き下ろし初公開となります。

会期 2022年5月20日(金)-6月13日(月)
開館 月・金 12:00~20:00  土・日 12:00~18:00
入場料 無料
会場 ツォモリリ文庫 http://tsomoriribunko.com/
住所 〒182-0002 東京都調布市仙川町1-25-4 シティハウス仙川1F
アクセス 京王線仙川駅より徒歩5分 せんがわ劇場向かい
電話番号 03-6338-1469

展覧会ページ
http://tsomoriribunko.com/asano_yuriko_myakumyaku/

関連記事「美しく獰猛な植物たち」
http://tsomoriribunko.com/beautiful_and_fierce_plants/

壁画公開制作タイムラプス映像
https://youtube.com/playlist?list=PLrvQuupFzvkVY5Z6lgKJQkcZA9837XSfU

明るく、元気に、そして細心の注意を払いながら新型コロナウィルス感染防止に努めます。
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スタッフの心がけ▶︎
・毎朝の検温で健康であることを確認します。
・マスクを着用します。
・折々の手指の消毒、うがいを心がけます。
・ドアノブやテーブルの殺菌をこまめに行ないます。

◀︎入店の際のご注意点▶︎
・マスクのご着用をお願いします。
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・化粧室で、手洗い、うがいをしていただくこともできます。化粧室には殺菌スプレーなどのご用意がございます。
・十分に健康に配慮し、咳や熱のある方のご入店はご遠慮いただく場合があります。

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アートスペース&手仕事ギャラリー「ツォモリリ文庫」です。


ツォモリリ文庫といっても本屋さんではありません。

ツォモリリは北インド、ヒマラヤに囲まれた標高4000メートルにある湖の名前です。インドと日本で、アートと国際交流を柱に活動してきたNPO法人ウォールアートプロジェクトが、インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」を始めたのがそもそものきっかけです。

手仕事を見ていると、現代に暮らす私たちと職人さんの時間の流れ方が違うことがわかります。幾世代にも渡り積み重ねられた「美の蓄積」は、まさに目に見えない書物です。そしてそれが人間本来の営みでもあると気づきます。そんな想いから「文庫」と名付けました。

これまで10年間拠点をもたなかった私たちは、いつ倒れても不思議ではない、走り回るだけの存在でした。インドで芸術祭を開催して教育を支援したり、先住民と伝統的な家を建てて持続可能な暮らしを考えたり……。それはもう、エアプランツのように自由でした。それがはじめて地面を意識し、根をはること、根をはってさらに成長することを考えはじめました。

取り組んだことを蓄え、次につなげていくにはどうしたらいいのか、と。

そして私たちはツォモリリ文庫をスタートする決心をしました。拠点を持つことは、根をはるための場所を持つことでした。

根を広げる大地を大切にしながらも、私たちは相変わらずプロジェクトに取り組み続けます。光合成を繰り返し、それを根っこに伝え、根を広げていこうと思います。「場」の活動だけではなく、積極的に飛び出し何かを起こしていくことも続けます。

手仕事にあやかり、ツォモリリ文庫の中では、時間の流れ方も少し変えられたらと思っています。ただただ夢中になる時間、大地に寝転がって本を読む時間……。そんなひとときを、皆さまといっしょにこのツォモリリ文庫で作っていけたらと思っています。