◆Tsomoririシネマ vol.7◆9月20日(金)『ナディアの誓い − On Her Shoulders』上映

◆ツォモリリ文庫で映画の夜。
トランジションタウンとしてその名が知られる町、イギリス・トットネス。今では世界に広がっているその潮流の源には、市民が自主的に主催した上映会があるといいます。地球温暖化、軍備拡張、成長経済を主眼に置いた政治・・・今地球で起きている様々な出来事を「変える」ことは個人では難しい。けれど、少なくとも、まずはこの世界で今何が起きているのかを知ることはできる、とツォモリリ文庫のスタッフは思っています。

そんな想いから、不定期で「ツォモリリシネマ」を開催します。
ワンドリンクを片手に、世界へアンテナを伸ばす夜に。

☆ベンチ席・桟敷席があります
☆クッション持ち込み歓迎
☆桟敷席で使用する座椅子・アウトドアチェアマットもお持ち込みOK

★「ナディアの誓い − On Her Shoulders」
映画概要(cinemo by united peopleより引用)
ノーベル平和賞2018の受賞者で23歳のナディア・ムラドは2014年8月までイラク北部の小さく静かな村、コチョ村で母と兄弟姉妹達と幸せに暮らしていた。しかし、ISIS(イスラム国)がやって来て、少数民族ヤジディ教徒の虐殺が始まる。殺されるだけではない。捕まった少女や女性は戦利品として売買や交換の対象となった。ナディア達も捕らえられ、母親と6人の兄弟は殺されてしまう。彼女は性奴隷として3ヶ月扱われた末、脱出に成功し、ドイツに逃れる。そしてナディアは2015年12月の国際連合安全保障理事会で、ISISの虐殺や性暴力についての証言を行い、ヤジディ教徒の希望の存在となる。

少し前までは、どこにでもいるような普通の女の子だったナディアの夢は、自分の村で美容室を開くことだった。普通の生活に戻る日を待ち望みながらも、故郷を奪い、家族も殺したISISの虐殺を止め、まだ捕らえられている同胞や、世界中の性暴力被害者のため、彼女は表舞台に立ち続けることを決意する。そして彼女は痛ましい体験を、苦しみながらも繰り返しジャーナリスト、政治家、そして外交官に訴え続けた。カメラは冷静に数々の困難に辛抱強く立ち向かっていくナディアに密着し、ギリシャの難民キャンプや国連本部でのスピーチまでを追っていく。そして、彼女の揺るぎない決意を浮き彫りにしていく。

監督: アレクサンドリア・ボンバッハ
配給:ユナイテッドピープル 原題:On Her Shoulders
95分/ドキュメンタリー/2018年/アメリカ

参加費:1,000円(ツォモリリカフェのメニューから選べるワンドリンク付き)
定員:30名
主催:ウォールアートプロジェクト(http://wallartproject.net)
申込:booking@tsomoriribunko.com (蓑輪)まで、 当日参加OK

参加希望者(複数の場合は代表者で結構です)の氏名、電話番号、メールアドレス、住所をお知らせください。

予告 https://vimeo.com/308137079

2019-08-10 | Posted in 過去のイベント, 上映会