【2019.10.11 fri-11.11 mon】淺井裕介展「野生の星」

 

淺井裕介展 野生の星

それは、獰猛で限りなく優しい土の旅です

はじまりは今から10年前。インド農村部にある学校の壁と天井いっぱいに淺井裕介の泥絵が描かれました。現地の畑や寺院、川べりなどにある様々な色の土7種で描かれたこの星の大地の営み。3日間の芸術祭「ウォールアートフェスティバル」に、裸足で押し寄せた4千人のファーマーの老若男女は、自分たちのもっとも身近な土で描かれた泥絵の世界に目を見張りました。身近な土でこんなにも美しい世界が描けるのだ、と。2010年、最貧困州と言われるビハール州ブッダガヤでのこと。以来、アメリカ、フィンランド、中国など世界各地に泥絵の足跡を残し成長し続ける淺井によるライブペイントを含む展示を、東京、調布にあるアートスペース、ツォモリリ文庫にて開催します。土に生まれ、土に還る生きとし生けるものの姿を、一つの土地から別の土地へ、一つの作品から別の作品へ、脈々と繋げながら終わらない魂の旅を続けている淺井。
展示の真っ最中に、淺井は福島県、猪苗代町のウォールアートフェスティバルへ飛び出します。猪苗代中学校の教室でどのような土の世界が生まれるのか。ツォモリリ文庫は、淺井作品の展示と同時に、猪苗代での滞在制作の様子をモニターなどで同時中継する予定です。

「ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2019」の本番は11月3日、4日の二日間。多くの人が猪苗代の芸術祭へ実際に足を運べるよう、バスツアーも企画しています。

■淺井裕介プロフィール
1981年東京都生まれ。滞在制作する各々の場所で採取された土と水を使用し、動物や植物を描く「泥絵」や、アスファルトの道路で使用される白線素材のシートから動植物の形を切り出し、バーナーで焼き付けて制作する「植物になった白線」など、条件の異なったいかなる場所においても作品を展開する。
東京・代々木公園入口に白線の作品がある。インドの学校を舞台にした「ウォールアートフェスティバル」やアメリカ、フィンランド、中国など多数の国際舞台で活躍。

■展示中のイベント
★10月14日 ツォモリリ文庫一周年記念
ツォモリリフェス「淺井裕介ライブペインティング&レセプション」
内容:壁画完成にみなさんに立ち合っていただきます。応援に駆けつけるのは、カッパ師匠こと遠藤一郎(未来美術家)、高須賀千江子(自然光ダンサー)他。

タイムテーブル
13:00- カッパのお茶会
遠藤一郎自ら栽培したオーガニック番茶を、複数のカッパが、無料でサーブします。
(かっぱの番茶の販売あり)
18:00- 淺井裕介壁画完成披露&トーク
⭐︎トークゲスト
鈴木ヒラク(画家)
⭐︎ダンス
高須賀千江子
⭐︎軽食担当
小栗雅裕

レセプション参加費:500円(ワンドリンクオーダー制)
※13:00〜18:00は無料です。

21:00 おひらき

★\速報/クロージングイベント
11月10日 18:00 〜20:00
参加費: 1500円(ワンドリンク+フード付き)
フードを準備する都合上、ご予約が必要です。下記まで、参加される方のご氏名、住所、メールアドレス、電話番号をご連絡ください。
booking@tsomoriribunko.com(蓑輪)
03-6338-1469 (休: 火水木)

◾️主催 ウォールアートプロジェクト(WAP)
◾️淺井さんが参加するウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代 2019 <11月3-4日>
http://wafes.net/inawashiro/2019
◾️東京から猪苗代へのバス旅プラン
https://wafes.net/inawashiro/2019/2019/09/22/go-waf-by-bus/

2019-08-17 | Posted in 過去のイベント