【2019.5.10 fri-27 mon】チカンカリ展―白い刺繍の森へようこそ。

チカンカリ=刺繍芸術。

インド、ウッタルプラデーシュ州の州都ラクナウには、300年以上前にペルシャから伝わった伝統工芸チカンカリがあります。この地の古い細密画の世界を紐解けば、白いオーガンジーに白い糸で刺された精緻な刺繍を貴族の男性が纏う姿を見ることができます。
ロイヤルファミリーたちが栄華を競い、優美を極めていった刺繍がチカンカリなのです。
今では派手な色や化学繊維にも施されていますが、昔ながらの伝統を守る職人さんたちも多く、女性たちの自立の手段としてのトレーニングも盛んです。
インドの手仕事を扱うツォモリリでは、毎夏のメインアイテムとしてこのチカンカリをご紹介していますが、今夏は2つの工房から、日常着にもおしゃれ着にも重宝するチュニックやブラウスを入荷しています。額に入れても楽しめるような美しいワンポイント刺繍の入ったハンカチはプレゼントにもぴったりです。ガンジーアシュラムから仕入れた手つむぎ手織りのカディに刺繍を施したワンピースや、チャンデリーシルクという絹×綿のちょっぴり贅沢なストールやはおりものも入荷しました。一点ものも多いので、この期間中にぜひ足を運んで頂けましたら嬉しいです。

日程 5月10日〜5月27日

OPEN 金土日月 11:00〜19:00

2019-03-19 | Posted in 過去のイベント