【2019.7.24 wed】みんなで「地球が壊れる前に」を観よう

いま、地球はどうなっているの?

私たちが生きている時間は限られているけれど、考えてみたら、次の世代、またその次の世代も小さくてはかないこの“地球号”に乗って生きていかなくてはなりません。気候変動や人為による生態系への影響など…果たしてこのまま進んで大丈夫なのでしょうか。
俳優のレオナルド・ディカプリオは、国連平和大使に任命され、地球の「いま」を見るために冒険の旅に出ます。もしかしたら、動画配信サービスなどですでにこの映画を見た人もいるかもしれません。

けれども、「このままで大丈夫なのか」「どうすべきなのか」と考えている人、自分の生きている半径をもう少し広げたい、アンテナを磨きたいと考え始めた人、そんな仲間と観て、想いをシェアする時間はとても貴重です。

今回は、アフリカの熱帯雨林で野生生物の研究調査に従事し、アフリカ先住民と深く関わる理学博士・西原智昭さんをナビゲーターに迎え、上映後のトークで映画の内容をさらに深く掘り下げていただきます。

インド先住民・ワルリ族と、持続可能なコミュニティを作るノコプロジェクトや世界森会議を開催しているNPO法人ウォールアートプロジェクトが主催で、私たちの拠点「ツォモリリ文庫」で開催します。
みなさんと、改めてスタートラインに立ち、この「上映会の日」から何かを始めてみたいと思っています。

ツォモリリ文庫 おおくにあきこ


とき 7月24日(水)18:00~21:00
会場 ツォモリリ文庫 調布市仙川町1-25-4 (京王線仙川駅より徒歩3分せんがわ劇場向かい)
参加費 1,800円(お茶と手作りスイーツ付き)
後援 NPO法人アフリカ日本協議会
タイムスケジュール 18:00 開場
18:30 上映開始
20:05 トークタイム

定員:30名
お申込み:booking@tsomoriribunko.com (蓑輪)まで

◆作品概要
原題:Before The Flood
レオナルド・ディカプリオ×フィッシャー・スティーヴンス
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
深刻化する気候変動、2016年、人間の無知を知る―。

映画『ザ・コーブ』でアカデミー賞(R)長編ドキュメンタリー賞を受賞したフィッシャー・スティーヴンス監督が贈る新たなドキュメンタリー。オスカー俳優であり、環境活動家、そして国連のピース・メッセンジャーと多岐に活躍するレオナルド・ディカプリオが主演を務め、気候変動によって世界の各地で起きている劇的な変化をテーマに、興味深い真相を追求しながら、地球上の生物の絶滅を防ぐために個人として、そして社会として取りうる行動を提起する。この旅の中でディカプリオは気候変動が絶滅に瀕した生物や生態系などにどんな影響を及ぼすかを扱っており、オバマ大統領や潘基文国連事務総長、ローマ教皇フランシスコなどとの対談も行われている。
ナビゲーター…レオナルド・ディカプリオ

製作総指揮:マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオ
監督:フィッシャー・スティーヴンス
95分/ドキュメンタリー/2016年

◆ナビゲーター
西原智昭氏プロフィール
1989年から約30年、コンゴ共和国やガボンなどアフリカ中央部熱帯林地域にて、野生生物の研究調査、国立公園管理、熱帯林・生物多様性保全に従事。国際保全NGOであるWCS(Wildlife Conservation Society;ニューヨークに本部があり)の自然環境保全研究員。NPO法人アフリカ日本協議会・理事。京都大学理学部人類進化論研究室出身、理学博士。詳細はhttp://www.arsvi.com/w/nt10.htmを参照のこと。現在の最大の関心事は、(1)野生生物・森林生態系および地球環境保全、(2)生物多様性と文化多様性の保全のバランスへ向けた模索、(3) 「ヒトの原点の生き証人」「自然環境保全の先駆者および担い手」としての先住民族の再価値付け、(4)認証制度に基づいたライフスタイルの見直しへの提言、そして(5)これらに関しての情報提供と教育普及である。

◆ツォモリリ文庫とは
2010年よりインド、農村部において教育支援、コミュニティづくりを目的として芸術祭を開催するNPO法人ウォールアートプロジェクトの拠点として2018年10月グランドオープン。アート展示の傍ら、常設として日本の暮らしにほどよくマッチする上質なインドの手仕事品を展示販売。収益をプロジェクトの運営に充てている。2018・19年、福島県、猪苗代町の公立学校で開催の「ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代」のディレクションを手がける。

2019-07-07 | Posted in 過去のイベント, 上映会