【2023.5.10】「フォレストアートフェスティバル in ラダック」キックオフイベント
北インド、ヒマラヤの山々に抱かれるラダック地方。標高3800メートルに位置するマトー村は、マトー山頂に積もる雪が地下に深くもぐり、そこかしこに小川となって湧き出ている美しい緑のオアシスです。その村名の語源は、ラダック語で、まさに「たくさんの幸福」を意味しています。
この村で2017年から学校を舞台にした芸術祭を開催し、アートの力を伝えてきたNPO法人ウォールアートプロジェクトが、植樹とアートを融合した新しいアートプロジェクトをスタートします。
木は植えて終わりではありません。最低でも2年間は最初の生長を見守る必要があります。同時に、人智を超えた森の尊さを想い、森の恩恵を慈しむ「場」をつくるのがこのプロジェクトの試みです。
私たち人間にできることは少ないかもしれないけれど、外から来た人と現地の人が協同し、全力でこしらえるアートをそこに出現させて大地とアースし、関わってみる。フォレストアートフェスティバルは、「社会彫刻」としての新しい芸術祭です。
2023年と2024年に開催予定ですので、今年、来年の参加希望者はもちろん、日本から見守りたい方にもぜひ、ご参加いただきたい、記念すべき最初のキックオフイベントです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「フォレストアートフェスティバル in ラダック」キックオフイベント
とき 5月10日(水)18:30~20:30
ところ 貝印株式会社1階「カイハウス」千代田区岩本町3-9-5(都営新宿線岩本町駅徒歩1分)
登壇者 スカルマ・ギュルメット(NPO法人ジュレー・ラダック代表)
香川大介(画家)、スギサキハルナ(美術家) RRyusuque(ハンドパン奏者)
参加費 無料
参加予約・問い合わせ
主催 NPO法人ウォールアートプロジェクト
協力 貝印株式会社
◆タイムテーブル
18:00 開場 ウエルカムチャイとウエルカムミュージックでお迎えします。
18:30 着席 貝印株式会社よりご挨拶
18:35「フォレストアートフェスティバル(FAF)について」 by ウォールアートプロジェクト
18:55 質疑応答
19:00スカルマ・ギュルメットさんのオンライントーク「ラダックはどんなところ?」*ラダックからの中継のため、電波の状況が不安定な可能性があります。
19:20 香川大介、スギサキハルナのアーティストトーク
19:40 RRyusuque ミニトークと演奏会
20:00 ラダックのソウルフード“トゥクパ”試食会&フリートーク
*My Tree プログラムへの参加申し込みデスク開設
*インドの手仕事「ツォモリリ」展示販売会(収益はプロジェクト運営費となります)
20:30 おひらき
20:45 閉場
・・・・・・・・・・・・・・・・
◆フォレストアートフェスティバル説明会(予約制)
5月2日(火)18:30~20:00説明会@ツォモリリ文庫
5月20日(土)14:00~16:00直前説明会@ツォモリリ文庫
ツォモリリ文庫 調布市仙川町1-25-4
・・・・・・・・・・
◆フォレストアートフェスティバル
ラダック滞在日程 2023年6月6日〜16日
渡航地 インド、ラダック、マトー村
主催 特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト
共催:Ladakh Autonomous Hill Development Council, Leh 協賛:貝印株式会社 ツォモリリ文庫 有限会社ブルーベア 協力:曹洞宗福島県青年会
問い合わせ先
info@wafes.net
・・・・・・・・・・
◆My Treeプログラム
自分の木がラダックの大地を緑の森に変える!
日本にいながらラダックでの森づくりに参加する
ラダックに行けなくても、苗木を贈り、システムをサポートし、現地の森で My Tree が育つ様子を見守っていただくプログラムです。
ラダックでは、ほとんど CO2を排出しない昔ながらの生活が営まれているにもかかわらず、温暖化の影響で氷河が後退し、地下水脈が変動し、遊牧や農業など代々続く生業が危機に直面しています。冷たい砂漠と言われている乾燥地帯のラダックですが、緑のオアシスの下には、水脈があり、それが、作物を育て、家畜を育てることを知っていて、緑をとても大切にしています。昔から木を育てることが上手なマトー村の人たちとともに、森を育ててみませんか?
詳細はこちら> https://wallartproject.net/my-tree-program/