中嶋寿子作品展「風の鳴る音、土の細波」
土は、あらゆる感覚を内包してくれる。
静寂、記憶、呼吸、風。ゆらぎ、水、炎、生、死。
やきものになった土はそこで静かに時が止まり、自分すら知り得なかった景色を見せてくれる。
本展では、新作の半立体の陶板と、飛ぶ鳥のオブジェを中心に展示します。
とき 7月14日(金)〜8月7日(月)
ところ ツォモリリ文庫 東京都調布市仙川町1-25-4 1階(京王線仙川駅徒歩5分 せんがわ劇場向かい)
営業時間 土・日 12:00~18:00 月・金 12:00~19:00
定休日 火水木
作家在廊日 7月14日(金)、15日(土)、8月6日(日)
アーティストトーク 8月6日(日)15:00〜17:00 (ワンドリンクオーダー制)
中嶋寿子(Toshiko Nakajima)
神奈川県藤沢市生まれ。高校時代に陶芸に出会い、制作を始める。女子美術大学工芸学科卒業後、石川県金沢市の卯辰山工芸工房へ。修了後も金沢にて作陶を続ける。
2013年に開催されたウォールアートフェスティバルに大小島真木氏の壁画制作の手伝いとして参加したことがツォモリリ文庫との縁。インド・ワルリ族の村に滞在し、初めて観光地ではないインドを体感。牛糞の三和土の美しさや、薪で火をおこし煮炊きする日々のごはん、昔から変わらないであろうワルリの人々の暮らしや自然の美しさに感銘を受ける。