四辻藍美のアイヌ刺繍とスギサキハルナの立体展「一本の縄から始まる」

アイヌ刺繍の始まりは、一本の縄でくるりと囲うことでできる“結界”だったそうです。

着物の袖口や裾まわりに縄模様の刺繍を施すことで、身につける人を守ります。美しいアイヌ刺繍には、自然に抱かれ暮らすことを当たり前とした人たちが、厳しい自然とともに生きるための祈りが込められています。

四辻藍美のアイヌ刺繍作家としてのルーツは、アイヌ研究家・童画家の父・四辻一朗にあります。アイヌ文化を浴びて育ち、父を亡くした後にある方から送られた一枚のアイヌ刺繍作品のすばらしさに心ふるわせ、刺繍の針を持ちはじめました。アイヌの作り手から伝統技法を学び抜いた上で、四辻藍美らしいアイヌ文化へのリスペクトを込めた刺繍作品を作り出しています。さらに各所でワークショップを開催し、その素晴らしさを広めることも自身の役目と考えています。

四辻藍美はフリーハンドで刺繍を進めます。一見左右対称のようでも、ゆらぎがあり、おおらかです。

スギサキハルナ立体作品
「カムイユカラ −自らを唄う」

本展のもう一人の作家は、土に根差した人間の営みと自然の生命力の接点を探し求め、共振し、立体作品や絵画、壁画を制作し続けている美術家スギサキハルナです。以前から興味を持っていたアイヌの文化を巡る旅後、土に向かい、制作した立体作品をご覧いただきます。

[とき] 2023年9月22日(金)〜10月9日(月)
[営業時間] 月・金・土・日 12時〜18時 (火・水・木は定休)
[ところ] ツォモリリ文庫 東京都調布市仙川町1-25-4 1階(京王線仙川駅徒歩5分 せんがわ劇場向かい) 

会期中のイベント

⚫︎9月23日(土) 予約受付中
「一本の縄から始まる」オープニング記念
houshifune生火影絵 〜ころぼっくるのしま〜

*詳細は上記のタイトルをクリックしてください。

⚫︎9月29日(金) *キャンセル待ち*
四辻藍美 アイヌ刺繍ワークショップ

アイヌ刺繍の代表的な技法「オホ(チェーンステッチのような技法)」と「イカラリ(芯糸を押さえ糸で縫い止める技法)」を習いながら、麻布にアイヌ紋様を施します。

【とき】14:00~17:00

【参加費】4000円 ドリンク付き 麻布と糸の材料費込み

【定員】7名程度
こちらのイベントはキャンセル待ちとなりました。ご希望の方は下記のアドレスまでEメールにてご連絡ください。

⚫︎10月8日(日)ワークショップ&クロージングトーク 予約受付中 

四辻藍美とスギサキハルナのクロストーク。スギサキが旅でみつけたアイヌ文化を体験する小さなワークショップも楽しみます。

【とき】15:00~17:00

【参加費】1500円(ワンドリンク付き)

【定員】20人

【各イベントの問合せ・参加申込み】

お名前、お電話番号、参加人数を明記の上、下記へお申し込みください。

ツォモリリ文庫 info@tsomoriribunko.com

Tel. 03-6338-1469(営業時間内受付)