富松篤展「森に還る日」Atsushi Tomatsu “A day of returning to the forest”

海に漂着した流木の姿と自然の造形に、生き物たちの生きていた時間と存在した痕跡を感じた。
ある日、罠にかかった一頭の牝鹿の命を絶つ瞬間に立会い、その肉体を解体し、心臓を食べたとき「この牝鹿の生きていた姿を残さないといけない」と思ったのが、制作の始まり。
私は、生きてきた時間を想いながら、命の形を探すように造形している。
 2024.3.11  富松篤 

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富松篤展「森に還る日」
会期 2024年5月17日(金)〜 6月3日(月)
OPEN 月・金・土・日 12:00~18:00
CLOSE 火・水・木
作家在廊日:5月25日、27日 6月1日、2日、3日
会場 ツォモリリ文庫(東京都調布市仙川町1-25-4)
京王線仙川駅より徒歩4分
Tel. 03-6338-1469
Email info@tsomoriribunko.com

【開催にあたって】

木を削り、人物像を彫り出すことを続けてきた彫刻家が、ある日、浜に漂着した流木の自然の形に惹かれたのでした。
森にあった木が、川に落ち、海に流れてゆくその過程で、果てしない時間とその木が流れの中で出会った偶然が創り上げた流木の造形。
意志のないものとの出会いでした。
以来、彫刻家・富松篤は、浜に移り住み、流木を素材として組み合わせ、「命」を宿らせることに挑み始めました。
流木はまるで生き物を構成する血と筋肉のようです。
私たちは、命を屠り、いただき、命をつないでいることを忘れかけているけれど。
富松氏の流木作品は、私たちの奥底に燠火のようにくすぶる野生を呼び覚まします。
気高い「命」の姿に、森に還る日を夢想する美しい装置でもあります。

*会場には、等身大の鹿や人間などの大作に加え、流木に顔を彫った小作品も展示。全て販売いたします。
また、会期中は、会場に作家自ら集めた流木を持ち込み、一頭の生き物を創り上げる公開制作を行います。完成後にアーティストトークも予定しています。

ツォモリリ文庫 アートディレクター 
おおくにあきこ

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[会期中のイベント]
・公開制作 5/17・18・19・20
「制作過程、作家が素材(流木)と作品制作に向き合う姿を見てください。実際に流木を触っていただきながら、浜の話、作品の話、制作秘話など、ゆっくりお話できる時間にしたいと思います」(富松)

・アーティストトーク 5/25(土)18:00~19:30(要予約。ツォモリリ文庫まで)参加費1000円(ワンドリンク付き)

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富松篤  Atsushi Tomatsu プロフィール

1985年和歌山県生まれ。彫刻家。東京造形大学大学院造形研究科修了。木彫の人物像を中心に制作。2016年宮城県石巻に制作拠点を移す。浜に漂着した流木の造形に惹かれ、流木を用いた作品を制作。石巻のキワマリ荘に所属。現在、牡鹿半島の漁村の小さな浜に暮らす。

個展
2023    富松篤 個展「想起するかたち」(GALVANIZE galley/宮城)
2021    富松篤 個展「漂着する存在の記憶、かたち」(GALVANIZE galley/宮城) 
2011  Tomatsu Atsushi solo exhibition(Art Lab AKIBA/東京)

グループ展
2022    芸術ハカセは見た!~芸術の四国遍路展    (四国4県巡回)
2021    第2回 芸術ハカセは見た! in 徳島城博物館   (徳島城博物館/徳島)
    「手つかずの庭」      (石巻のキワマリ荘/宮城)
2019    未来へ「伝えるプロジェクト」-コトのアート研究所誕生-(全労済ホール/スペース・ゼロ/東京)
2018    MAKE OUR FUTURE PROJECT -アートの視点から震災について考える-(岡崎市美術館/愛知) 2017 「パラダイス宮城」     ( Ego-Art Entertainment Gallery/東京)
2014    SICF15    (SPIRAL/東京)
   「Girly展」 (The Artcomplex Center of Tokyo B1 hall/東京) 
2012  pimp studiodelivery art exhibition 2nd”LOVE ME TENDER!”
   (FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川)
   7人展 ”Day Dream Believer” (Art Lab TOKYO/東京)
    pimp studio delivery art exhibition 3rd”The pimp show(Art Lab AKIBA/東京) 
2011    pimp studio opening exhibition(pimp studio/東京)

芸術祭
2023    信濃の国 原始感覚美術祭-2023 山のしずく、ささなみの水 (木崎湖/長野)
2022    第5回かがわ・山なみ芸術祭2022   (綾川町/香川)
2019    Reborn-Art Festival 2019    (石巻のキワマリ荘/宮城)
2017    Reborn-Art Festival 2017    (荻浜小学校/宮城)

アートフェア
2014 アートフェア東京2014     (東京国際フォーラム/東京)
2013 アートフェア東京2013     (東京国際フォーラム/東京)
2011 「行商~ギャラリー・サーカス」     (SPIRAL/東京)

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取材申し込み・問い合わせ先・イベント申し込み先
ツォモリリ文庫
03-6338-1460 info@tsomoriribunko.com
担当 浜尾和徳 090-7321-5070 おおくにあきこ 090-2328-0230

2024-05-13 | Posted in 過去のイベント