現代音楽と旅する 薬師寺典子 & トリオ・エラマー
Contemporary Music Concert in Japan 2019
ベルギーから現代音楽の最前線で活躍する音楽家たちがやってきます。ヴァイオリン・ビオラ、クラリネット、ピアノ・ライヴエレクトロニクスの演奏家たちからなる ” トリオ・エラマー ” と、ソプラノ歌手・薬師寺典子さんがスペシャル公演。季節の移り変わり、共に旅をする仲間・音楽の尊さを感じさせてくれる曲たちをセレクト。同時開催の市橋晴菜「海の子供」の世界を広げてくれることでしょう。ツォモリリ文庫でのコンサートは子どもの参加も大歓迎。子どもたちが現代音楽の本質に触れ、体感するチャンスです。音楽にまつわるお話もあります。
【日時】2019 年 8 月 2 日（金） 18:30〜20:30（18:00 開場）
【会場】ツォモリリ文庫 調布市仙川町 1-25-4 ( 仙川駅徒歩 3 分・せんがわ劇場向かい）
【参加費 】一般 2,500 円 子ども(18才以下) 1,500円
(ワンドリンク付き)
【定員 】 30 名
【申し込み 】 booking@tsomoriribunko.com
主催 ウォールアートプロジェクト (http://wallartproject.net)
【Profile】
◆ 薬師寺 典子 ( ソプラノ) Noriko Yakushiji
東京芸術大学声楽科卒業。ベルギー政府給費奨学金、野村財団奨学金を得てベルギー留学。ブリュッセル王立音楽院修士課程修了。現代音楽コンクール競楽3 位入賞。リエージュ王立歌劇場「子供と魔法」子供役など数々のオペラに出演。イクトゥス・アカデミー生。
https://norikoyakushiji.info/ja/
◆ トリオ・エラマー [Trio Erämaa]
2016 年にベルギー・ブリュッセルで結成。ベルジャン・ミュージック・デイズ、フェスティヴァル・ループなど数々のフェスティバルに出演。レオポルド・ベラン国際音楽コンクール (フランス、パリ) で一位を受賞。ストラヴィンスキーなどの 20 世紀の傑作に始まり、それ以降の現代音楽を主にレパートリーとする。 qmeurisse.wixsite.com/eramaatrio
◇大川 彬子 ( ヴァイオリン、ヴィオラ) Akiko Okawa
現代曲に取り組む傍ら、古典・ロマン派作品におけるピリオド奏法の研鑽も積む。JOA 古楽器オーケストラでは、ウィリアム・クリスティ、マルク・ミンコフスキなど数々の著名な指揮者、ソリストと共演を果たす。アンサンブル21、イクトゥス・アンサンブルの新作オペラ・プロジェクトなど様々な公演に参加。www.akikookawa.com
◇フィリパ・ボテーロ ( クラリネット) Filipa Botelho
イクトゥス・アンサンブル、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル率いるダンスカンパニー・ローザスと共演。Down the Rabbit Hole のクラリネッティスト、パフォーマーとして活躍中。現在
ルーヴァン大学博士課程に研究員として在籍中。オルフェウス・インスティチュートにて音と身体表現について研究する。
www.dtrh-collective.com
◇カンタン・ムリス ( ピアノ、ライヴ・エレクトロニクス) Quentin Meurisse
ベルギー王立ゲント音楽院・現代音楽科にてライヴ・エレクトロニクス講師、シャロン・アン・シャンパーニュ地方音楽院 ( フランス) にてピアノ及びデスクトップミュージック講師として教佃を取る。イクトゥス・アンサンブル、スペクトラ・アンサンブル、アンサンブル 21、アンサンブル・ホッパー等と共演。
【演 目】
◆ ムネモシュネ (1986) : アンリ・プッスール
Mnémosyne : Henri Pousseur
( ソプラノ・ソロ)
◆ エリプセン (1998) : ジャン=ピエール・ドゥルーズ
Ellipsen : Jean-Pierre Deleuze
( ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ、抜粋 )
◆ 無伴奏ヴァイオリンのための四つの小品
(2009) : ジュリア・モンデュッチ
Quattro Soli per Violino : Giulia Monducci
( ヴァイオリン・ソロ)
◆ うぐいす《春夫の詩に拠る四つの無伴奏の歌》
作曲: 早坂文雄、作詞: 佐藤春夫
( ソプラノ・ソロ)
◆ 秋の暮 (2010) : ジュリア・モンデュッチ
Aki no kure : Giulia Monducci
( ピアノ・ソロ)
◆ 3 つのヴォカリーズ (1958) : レイフ・ヴォー
ン・ウィリアムズ
3 Vocalises : Ralph Vaughan Williams
( ソプラノ、クラリネット)
◆ 来る年のひびき (2014) : ジャン= ピエール・
ドゥルーズ
Sonances de l’an levant : Jean-Pierre Deleuze
( ヴァイオリン、ライヴ・エレクトロニクス)
◆失われた山頂〜石灰岩の都市へ 作品 192 (2019)：近藤浩平
(ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ）
◆ 未来の沈黙 (1992-1993) : ドゥニ・プッスール
Silence du Futur : Denis Pousseur
( ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ、抜粋)
