富松篤展「森に還る日」へ寄せて

5/17 fri.〜富松篤展「森に還る日」がツォモリリ文庫でスタートします。

3月20日、春の雪の舞う日に富松さんを訪ねました。石巻市牡鹿半島の古民家が彼のアトリエでした。アトリエから一番近い浜は、潮の関係なのか、たくさんの流木がたどり着く浜でした。

山から落ちて波に洗われ、流れ着く流木の佇まい。木の命の記憶を辿るように、そこに生き物の命を宿らせる。それが彫刻家・富松篤さんの制作風景です。無数の生と死の隣で飄々と制作する富松さんをみていると、「生きろ」という声が聞こえてきます。

その富松さんが、ツォモリリ文庫に牡鹿半島からの流木を持ち込み、その制作の一端を見せてくれます。公開制作は5/17.18.19.20の4日間。

25日土曜日には、作家と完成作品を囲んでのアーティストトークです。

☆アーティストトーク 5/25(土)18:00~19:30
参加費1000円(ワンドリンク付き)
参加ご希望の方はツォモリリ文庫まで以下を明記の上、メールまたはお電話でお申し込みください。
①お名前 
②電話番号 
③参加人数
④同行される方がいる場合はその方のお名前
メール info*tsomoriribunko.com(*をアットマークに)
TEL 03-6338-1469(営業時間のみ対応)

☆富松篤さんのご厚意で、「森に還る日」の出展作品は全てチャリティ販売いたします。収益の一部は今夏ラダックで開催する森づくりから始める芸術祭「フォレストアートフェスティバル」の運営費となります。

2024-05-11 | Posted in 今週のピックアップ, お知らせ