ツォモリリ文庫の正体 プレオープン初日に巻き起こっていた3つのこと

こんにちは。ツォモリリ文庫のビジュアル、広報担当スタッフのおぐりちはやです。

昨今、住みやすい町として囁かれつつある町、仙川。
名物は付近の実篤公園に浮かぶ、ヒカリ藻という金色のまばゆい輝きを放つ藻…
に見せかけつつその正体はほぼ池に浮かぶ卵焼き、という見事なフェイントをかけてくる町、仙川。

京王線仙川駅。
そんな仙川駅付近から徒歩五分圏に、アートスペース&手仕事ギャラリー ツォモリリ文庫がプレオープンしました。

そうです、すっかりおなじみのアートスペース&手仕事ギャラリー ツォモリリ文庫です!
と言われても、実際にはなんのお店なのかわからないのが正直なところだと思います。

今回は、プレオープン初日にツォモリリ文庫の中で起きていた事を紹介することで、ツォモリリ文庫が具体的には何を
売っているお店で、何があるのか…その疑問に答えていけたらなと思います。

ツォモリリ文庫プレオープンイベントでやっていた3つのこと

10月5日のグランドオープンに先駆けて、プレオープンイベントが2018年7月21日に催されました。
ツォモリリ文庫と聞いて真っ先に思い浮かぶのは本屋さんかと思います。しかしガラス越しに中をのぞいて見ても本が所狭しと並んでいる様子がありません。
思い切って店内に入ってみると…

1 アパレルブランドツォモリリの販売

優しい肌触りの服や布製品、アクセサリーなどの雑貨が売られています。
これらは全てインドの手仕事で一つ一つ時間をかけ丁寧に作られたものをフェアトレードで輸入したブランド
ツォモリリの商品です。

ツォモリリ文庫では店内にあるアパレルを実際にお手に取り手触りを確かめたり
試着をしつつ購入をじっくり検討することができ、イベントの最中でもスタッフが対応していました。

プレオープンイベントに向けて用意されていた新商品のラインナップも大変に好評だったようです。
ちなみにアパレル関係だけではなくツォモリリ文庫ゆかりのおすすめ本や写真集、絵本なども置いてあります。

ここまでが店内のスペースの三分の一ほどになっています。
プレオープンイベント日、残りのスペースでは何やら、子どもと大人が一緒になってペンを手に取り絵を描いています…

2 カスタマイズ自由なワークショップスペースでアートに触れる

ツォモリリ文庫にある椅子や机は全て移動が可能。
椅子は重ねれば棚にすることもでき、空いたスペースで少人数のヨガ教室なども可能。空間の構成はワークショップに合わせて自由自在に変化できるようです。

今回プレオープンにあたりワークショップを主導していたのは未来美術家の遠藤一郎さん。


写真に写る存在感抜群のバスは未来へ号。
この黄色地のバスにはマジックペンで人々の夢が所狭しとびっしり書かれており、一郎さんはこのバスで車乗生活をしながら全国を股にかけ活動しています。
先ほどのワークショップで皆が描いていたのは、空に上げる凧。

皆が夢を描いた凧は1000にも及ぶ連凧となり、芸術祭などで大空に高く高く上がり、その様はまさに圧巻です。

ツォモリリ文庫内には大きなアートワークスペースもあり、遠藤一郎さんのライブペインティングも催されました。






天然。まさに天然です。これほどの天然はそうお目にかかれません。
一郎さん、今回も、超バッチリです。

ワークショップスペースとは少し違いますがショウウィンドウから常に外に向けて展示のできる一坪ギャラリーというスペースもあります。
ここは期間限定であらゆるアーティストが有機的にスペースをデザインし、一坪といえど裏には店内に向けた、作品の展示もでき、コンパクトながらも
しっかりと作品を味わうことができます。

記念すべき最初のアーティストに選ばれた市橋晴菜の、鮮やかで異質な世界観は2018年8月12日まで体感できます。
一点もののペイントバッグ、作品をそもまま手に持って出かけているような、それでいてバッグとしての機能も両立している不思議な魅力の作品
『持ち運べる絵画』は訪れた人たちを一目惚れさせ、順調に購入されている様子。

アートに触れたり、ワークショップをしていると、気づけば一生懸命になりすぎて、意外と体力を消耗する法則があります。
そんな時は…

3 ツォモリリ文庫はキッチンが常設。軽食や料理教室も

ツォモリリ文庫に常設されているキッチンから、水出しアイスコーヒーや緑茶にジュース、自家製ケーキなどが注文できます。

この日はイベントということで特別メニューの担々麺も作られ、スタッフも総動員で、調理をしていました。
イベントによって日替わりのメニューを用意しているそうです。
この日の翌日のイベントでは、一杯500円の本格インドカレーとサラダが好評でした。

手仕事アパレルとアートスペースとおいしい時間のお店ツォモリリ文庫

以上がツォモリリ文庫で楽しめる3つのことです。
・手仕事アパレルや雑貨、本のお買いもの
・自由自在なスペースを利用したワークショップ、イベント、アートの展示
・開放的なキッチン、食材にこだわったおいしい時間

いかがでしたでしょうか?今後もどんどん新たな試みがなされていく予定のツォモリリ文庫。
アートスペース&手仕事ギャラリーのお店に是非一度たち寄って見てください。

ヒカリ藻を見に行き唖然とした帰りにでも是非!

写真 大槻茂

この記事を描いたライター
おぐりちはや

調査漫画家探偵を自称する漫画家、ライター
にしてツォモリリ文庫のビジュアル、広報担当スタッフ。
漫画とブログ記事を交配させたような記事を垂れ流し続けるブログサイト
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